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白髪染めシャンプーのデメリットはある?特徴と使用方法を解説

白髪染めシャンプーのデメリットはある?特徴と使用方法を解説

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メイクをしている時や髪を乾かす時、髪の根元に白髪を発見してがっかりすることはありませんか? 顔周りや分け目など、ところどころに交じる白髪は途端に老け見えしてしまうもの。

美容院やセルフカラーの時間が取れないときでも手軽に取り入れられる白髪染めアイテムが白髪染めシャンプーです。白髪を気にせずお気に入りの髪色で過ごせるように、今回は白髪染めシャンプーについてご紹介したいと思います。

この記事の監修

ヘアスペシャリスト

今井 健仁さん

ホーユー株式会社
総合研究所 研究員/博士(医学)

目次

白髪染めシャンプーとは?

白髪染めシャンプーとは、白髪を染められる染料が入っているシャンプーのことです。

シャンプーをしている間に染料が髪の表面に付く仕組みとなっているため、ヘアカラーと違い一度で白髪を染めることはできませんが、徐々に白髪が目立たなくなり自然に白髪をカバーしていきます。

一度の使用でしっかりと染まるものではありませんので、ちらほら白髪を自然に馴染ませたい方、美容院での白髪染めやセルフカラーをする間の色落ちへの対処をしたい方におすすめのアイテムです。

白髪染めシャンプーはカラーシャンプーと同じ仕組み

カラーシャンプーとは、通常のシャンプーに髪を染める染料を含んだシャンプーです。髪に染料を補充し、ヘアカラー後の髪色キープや髪色のコントロールをすることができます。
白髪染めシャンプーも仕組みは同じで、白髪を染めるのに適した色になっている点が異なります。

白髪染めシャンプーのメリットとデメリット

手軽に取り入れられそうな白髪染めシャンプーですが、白髪染めシャンプーを選ぶにあたって知っておきたいメリット、デメリットをご紹介します。

白髪染めシャンプーのメリット

  • 頭皮に優しく敏感肌の方でも取り入れやすい
  • 毎日のシャンプーに置き換えるだけで手軽に染色できる

  • 毎日徐々に染めるので新しく生えてきた白髪も目立ちにくい

普段行っているシャンプーの中で白髪ケアができるので、手間がかからないことが最大のポイントですね。また、毎日使うことで色落ちや根元の白髪を気にしなくて良くなります。

白髪染めシャンプーのデメリット

  • あまり染まらない
  • ヘアカラーよりも色落ちが早く、毎日使わないと色が抜けやすい

  • 爪やタオル、浴槽に色が付着することがある

ヘアマニキュアよりも手についた染料は落としやすいですが、気になるようであれば手袋をはめてシャンプーをしてみてください。

また、タオルや寝具に色が付着してしまう場合には、シャンプーの後はすすぎを十分に行い、濡れた髪はしっかりと乾かしておくなどの対策が必要です。

白髪染めシャンプーは手軽さが最大のメリットですが、染まりが緩やかで白髪の隠れ具合が気になるところです。
シャンプーという性質上、泡立てる際に染料が水で薄まること、シャンプーの主要成分(アニオン性界面活性剤)に染料が髪に定着するのを妨げる作用があること、ヘアカラーに比べて放置時間が短いことから、どうしても染まりにくいというデメリットがあります。

白髪染めシャンプーの効果を発揮させる使い方

  • 髪の量に合わせてたっぷりと使用する
    一回につき使う量は、髪の長さや量に合わせて変えましょう。たっぷりと髪に塗ることが重要です。
  • 放置時間を長めにとる
    しっかり染めたい場合は放置時間を長めにおいてみてください。
  • 継続的に使用する
    白髪染めシャンプーを使わなくなると色が落ちるため、継続的に使用しましょう。

効果を求めるなら白髪用カラートリートメント

白髪用カラートリートメントは、白髪染めシャンプーと比較して髪に密着するため染まりが良い特徴があります。
カラートリートメントの中には染毛力が高いタイプのものもあるため、染毛力でカラートリートメントを選んでみることをおすすめします。

効果を求めるなら白髪用カラートリートメント

『シエロ カラートリートメント』は“高密着ナノカラー処方”を採用することにより、染毛力が格段に上がりました(当社旧品比較)。
毛髪内部へ浸透する染料(HC染料)と、毛髪表面に吸着する染料(塩基性染料)の2種類がバランスよく処方されているため、一般的に染まりにくいと言われるしっかりとした毛質の方でも染まりやすくなっています。

また、定期的にヘアカラーを行っていて、その間に伸びてきた白髪のケアとしてカラートリートメントを使いたいという場合、生え際や分け目の根元にしっかりと塗るのが難しかったりします。
根元に伸びてきた白髪のリタッチとしてカラートリートメントを使用するなら、リタッチ用として出ているカラートリートメントを選ぶと使いやすいでしょう。

『シエロ カラートリートメント』にはリタッチ用と全体用があります。リタッチ用で採用されている“直塗りノズル”では、生え際の気になる部分に狙って使え、かつカラートリートメントがちょうどいい太さで出てくるよう設計されています。

シエロ から―トリートメント

シエロ カラートリートメント

化粧品

髪にやさしく驚きの染まり

忙しくて美容院に行く時間がなかなか取れないという人も、毎日少しずつ染められるカラートリートメントなら気軽に使えそうですね。

ヘアカラーの色持ちを良くするには?

ヘアカラー後はキューティクルが開き、色が抜けやすい、つまり髪にダメージを与えた状態になっています。

そのため、髪をきちんとケアしていないと白髪染めの色落ちが早くなる傾向になってしまいます。日頃のケアはもちろん、白髪染めをした後のケアをいっそう心掛けることも大切です。

白髪染めをした後はアルカリ性に傾いた髪を速やかに弱酸性に戻す必要があるため、染めた髪色をより長く楽しめるカラーケア用のシャンプーを使うのがおすすめです。

カラー後のケアにぴったり!『プロマスターカラーケア』

プロの技術やご自宅でカラーダメージにアプローチする『プロマスターカラーケア』。ヘアカラーによって髪がダメージを受けると質感の悪化や退色が早まることがあるため、カラーダメージを補修することでキレイな髪色が長持ちします。

なりたい質感によって選べる4つのラインナップがあり、さらさらで指通りの良い髪へ導く「スタイリッシュ」、潤いのあるまとまった髪へ導く「リッチ」、滑らかな髪へ導く「スウィーティア」、クセを抑えて扱いやすい髪へ導く「カーミー」から選べます。

これからも定期的に白髪染めを行っていくのなら、今だけでなく将来の髪の健康も考えてカラー後のケアも見直していきたいですね。

プロの技術により、カラーダメージにアプローチ

白髪を気にせずキレイな髪色を長く楽しむために、カラー後のケアを行いましょう。ライフスタイルや髪色に合わせて、カラーケアシャンプーや白髪染めシャンプー・カラートリートメントを上手に活用してくださいね。

ヘアケアをもっと見たい方はこちら

【出典】metamorworks、TORWAISTUDIO、Neirfy / Shutterstock

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