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ヘアカラー長持ち!髪色の色落ちを防ぐヘアケア術
2024.02.08
ヘアカラーリング
お気に入りのヘアカラーになったら、美しい髪色をできるだけ長持ちさせたいですよね!
長持ちさせるにはちょっとした日々のお手入れが大切です。
ヘアカラー直後にやっておきたいことなど色落ち対策をまとめてみました。
この記事の監修
ヘアスペシャリスト
ホーユー株式会社
総合研究所 研究員/博士(医学)
今井 健仁さん
- 目次
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- 髪色が落ちてしまうのはなぜ?
- ヘアカラーを長持ちさせる方法①ブリーチせずに暗い色で染める
- ヘアカラーを長持ちさせる方法②サロンカラー当日はシャンプーしない
- ヘアカラーを長持ちさせる方法③セルフカラーの後は薬剤をしっかり落とす
- ヘアカラーを長持ちさせる方法④ヘアカラー用のシャンプー、トリートメントを使う
- ヘアカラーを長持ちさせる方法⑤ヘアカラー後1週間はパーマをかけない
- ヘアカラーを長持ちさせる方法⑥ヘアカラー後1週間はトニックや育毛剤をひかえる
- ヘアカラーを長持ちさせる方法⑦夏は紫外線対策を行う
- ヘアカラーを長持ちさせる方法⑧プールの後はしっかり髪を洗う
- 毎日のヘアケアも重要
- ヘアカラーの色落ちに関するよくある質問
髪色が落ちてしまうのはなぜ?
ヘアカラーは髪のメラニン色素を脱色させ、染料で髪を染めていきます。その過程で、髪のキューティクルを広げて髪の内部まで染料を浸透させていきます。
ヘアカラーした髪は一度キューティクルを開いているため、熱や摩擦などのさまざまな外部要因によりダメージを受けやすくなります。
そのため、ヘアカラー後に髪にダメージを与えてしまうと、髪の内部の染料が早く落ちてしまうのです。
髪を染めた後のヘアケアは、色持ちや髪のダメージ具合を大きく左右するため気を付けましょう。
髪のダメージ要因
- 摩擦(洗髪、タオルドライ、ブラッシングなど)
キューティクルのはがれや傷つきが起こり、手触りやツヤが悪くなり、髪の内部のタンパク質や水分が流出することがあります。
特に濡れた髪はくっつき、お互いがこすれ合いやすくなります。 - 熱 (ドライヤー、アイロン・コテ、ホットカーラー)
過度な熱を与えることにより髪のたんぱく質が熱変性を起こしたり、髪の水分が失われることでキューティクルがめくれ上がったりします。 - 日光(紫外線)
紫外線を浴びると髪のタンパク質が変性することがあります。さらに、メラニン色素が分解され、赤茶けてツヤが失われることもあります。 - 薬剤 (ヘアカラー、ブリーチ、パーマ)
アルカリ成分などによって髪が膨らんで、キューティクルが開きやすくなり、そのままの状態が続くと、毛髪内部のタンパク質や水分が流出してしまいます。
ヘアカラーを長持ちさせる方法①
ブリーチせずに暗い色で染める
ヘアカラーの鮮やかな明るい色を発色させるために行うブリーチ。
通常のヘアカラーよりも、ブリーチをしてからヘアカラーをする方が毛髪に与えるダメージは大きくなりやすいです。
ケアが不十分だと、ヘアカラーだけをした場合よりも毛髪にカラーが定着しにくく色落ちもしやすくなります。
ヘアカラーを長持ちさせることを優先するなら、ブリーチをせずにヘアカラーをするのがおすすめ。
また、明るい色よりも暗い色の方が、染毛力が高く色落ちしづらいですよ。
明るい色の髪色キープにはカラーシャンプー!
明るい髪色にした場合や、ブリーチをしてからヘアカラーした場合には、カラーシャンプーを使用するのがおすすめ。
カラーシャンプーとは、通常のシャンプーに髪を染める色素を含んだシャンプーです。髪の毛に色素を補充し、ヘアカラー後の髪色キープや髪色のコントロールをすることができます。
いつものシャンプーをカラーシャンプーに変えるだけで髪色をキープすることができますよ。
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ヘアカラーを長持ちさせる方法②
サロンカラー当日はシャンプーしない
サロンでのヘアカラー当日は髪に染料が定着しきっていないので、シャンプーで色落ちもしやすい状態。
また、ヘアカラーに使われるカラー剤は、アルカリ性のものがほとんど。シャンプーやコンディショナーの多くは酸性のため、せっかく鮮やかにカラーリングされた髪色が変色してしまうことがあります。
きれいな髪色を保つためにはヘアカラーから1日経つまではシャンプーを控えましょう。
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ヘアカラーを長持ちさせる方法③
セルフカラーの後は薬剤をしっかり落とす
サロンでのヘアカラーとは異なり、セルフカラーをした後は髪を弱酸性に戻すために、薬剤をしっかり落としましょう。
セルフカラー後は、いきなりシャンプーをするのではなく、まずはぬるま湯で薬剤をしっかりと落とし、その後にシャンプーを2回します。
ヘアカラーを長持ちさせる方法④
ヘアカラー用のシャンプー、トリートメントを使う
ヘアカラー用のシャンプー、トリートメントには、「毛髪を傷めないように汚れを落す」「傷んだ部分に作用しダメージを抑える」「色落ちを抑える」など、ヘアカラーをした髪に必要な効果がプラスされています。
染めた髪色を美しく長持ちさせるためには、ヘアカラー用のシャンプー、トリートメントのご使用をおすすめします。特に石けん成分が主体のシャンプーでは色が落ちやすいので、ご注意ください。
プロマスター カラーケアシリーズは、カラーをした髪の特徴やダメージを考えた成分配合になっています。
ヘアカラーによって毛髪の内部で見られ、色落ちなどの原因となる「毛髪不均一化現象」に着目。毛髪内部にダメージの差や空洞が発生し、色落ちや質感の低下を招くことから、この本質にアプローチする補修成分“LMCイコライザー※”を配合、ダメージ部分だけをケア。集中ケアを可能にした補修成分が、美しく均一な髪へ効果的に導きます。
- ※コラーゲンアミノ酸、(水添ヒマシ油/セバシン酸)コポリマー、マンゴー種子脂【毛髪補修】
ヘアカラーを長持ちさせる方法⑤
ヘアカラー後1週間はパーマをかけない
ヘアカラーをした直後には、パーマはかけないでください。ヘアカラーをしてから、1週間は空けることをおすすめします。
パーマ剤の1液にはヘアカラーの色を壊す作用があります。
また、パーマによっては、染めた髪の色が落ちたり、変色したりすることがあるため、ヘアカラー後にパーマをかける際はヘアサロンに相談しましょう。
ヘアカラーを長持ちさせる方法⑥
ヘアカラー後1週間はトニックや育毛剤をひかえる
ムース、スプレー、ミストなどの整髪料では色落ちの心配はほとんどありません。
ただし、トニックや育毛剤では、まれに色落ちすることもあります。ヘアカラー後1週間程度は、念のために使用を避けるとよいでしょう。
ヘアカラーを長持ちさせる方法⑦
夏は紫外線対策を行う
紫外線によって色素の一部が変化して、変色することがあります。特に影響を受けやすいのは、寒色系のヘアカラー (マット系やアッシュ系) です。
紫外線の強い季節は帽子や紫外線対応のヘアケア剤の使用などの対策を心がけましょう。
ヘアカラーを長持ちさせる方法⑧
プールの後はしっかり髪を洗う
プールの消毒に使われる塩素系成分には、若干の漂白作用があります。色落ちの原因になるため、プールの後はしっかりと髪を洗いましょう。
また、髪が長時間プールにつかると色落ちもしやすいので、できればプールに行った後にヘアカラーをした方がよいです。
毎日のヘアケアも重要
ヘアカラー直後のケアだけでなく、毎日のヘアケアも重要です。日々のヘアケアによって色持ちや髪のダメージに大きく差が出ます。
染めた髪の仕上がり (色、ツヤ、手触り) を保つために、髪を守るキューティクルをしっかりケアしましょう。
毎日のヘアケアのポイント
ポイント① 洗い流さないトリートメントを使う
ポイント② 濡れている状態では、髪がこすれ合わないように注意する
ポイント③ ドライヤーは乾ききる直前で止める
こちらの記事を読んで毎日のヘアケア方法もマスターしておきましょう!
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ヘアカラーの色落ちに関するよくある質問
ヘアカラーを長持ちさせるには?
ヘアカラーの色落ちを防ぎ、髪色を長持ちさせるには以下のポイントに気を付けましょう。
①ブリーチせずに濃い色で染める
②サロンカラー当日はシャンプーしない
③セルフカラーの後は薬剤をしっかり落とす
④ヘアカラー用のシャンプー、トリートメントを使う
⑤ヘアカラー後1週間はパーマをかけない
⑥ヘアカラー後1週間はトニックや育毛剤を使わない
⑦夏は紫外線対策を行う
⑧プールの後はしっかり髪を洗う
ヘアカラーの色持ち期間はどれくらいですか?
個人差はありますが、ヘアカラーをした後、2~3カ月後には全体の色みが落ちていきます。
ブリーチをした場合は、ケアが不十分だと、ヘアカラーだけをした場合よりも毛髪にカラーが定着しにくく色落ちもしやすくなります。
髪色がすぐに落ちないようにするにはどうしたらいいですか?
髪色がすぐに落ちないよう、サロンカラー当日のシャンプーは避けた方がいいでしょう。カラー当日は染料が髪に定着しきっていないので、シャンプーで色落ちもしやすい状態となっています。
ヘアカラーは1か月で色落ちしますか?
色落ちする期間は髪の状態によりますが、ブリーチをした場合は、ケアが不十分だと、ヘアカラーだけをした場合よりも色落ちもしやすくなります。
色落ちが気になる場合は、ヘアカラーから1,2週間後を目安にカラーシャンプーを使い始めましょう。
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色持ちさせるために注意するべきことはおわかりいただけましたでしょうか? 直後や日々ケアに気をつけて、ぜひ染めた髪色を少しでも長持ちさせてくださいね。
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