ヤーバサンタは、メラニン産生を促すために必要な細胞間コミュニケーションに用いられる4つのシグナル全てを活性化させることを確認しています。
メラニン産生を促す4つのシグナル伝達
毛球部の色素細胞と毛母細胞の細胞間コミュニケーション
メラニン産生に必要な細胞間コミュニケーションと4つのシグナル/受容体
通常、細胞は様々な成分を分泌、結合させるなどして細胞間のコミュニケーションをとっています。そして、メラニンの産生にはWNT/FZD、ASIP・αMSH/MC1R 、EDN/EDNRB、KITL/KITと呼ばれる4つのシグナル/受容体を用いて、情報の伝達が行われます。
白髪になった場合、この4つのシグナルを毛母細胞から色素細胞へとうまく伝達することができれば、毛球部の色素細胞でメラニン産生関連遺伝子が発現し、メラニンが産生される可能性が高まります。
ヤーバサンタにより、4つのシグナル伝達全てが活性化されるメカニズム図
ホーユーの研究では、ヤーバサンタがメラニン産生のための4つのシグナル伝達(KIT、EDNRB、MC1R、FZD)全てを活性化することを確認しています。この4つのシグナル伝達をすべて活性化することができるのは、現時点までの検証では、ヤーバサンタ(エリオジクチオン・アングスチフォリウム種)だけです。