仕事と人を知る
仕事紹介
食物アレルギー研究で
医療現場に貢献したい
研究
開発
総合研究所
先端研究(アレルギー等)
2021年入社
生物科学専攻修了
自身の研究が
患者さんの生活に貢献できる
入社1年目から現在に至るまで、私は食物アレルギーの抗原タンパク質(アレルゲン)の解析を中心とした研究に携わっています。具体的には、医師から提供されるアレルギーの患者さんの検体を使用し、当社独自の技術を用いて解析を行い、アレルゲンを特定しています。その解析結果を医師に報告・議論し、臨床の現場で活用していただいています。
特に印象に残っているのは、医師が診断に苦慮していた患者さんに対して、私たちが行った解析の結果により、疑っていた食材のアレルギーだと確信できた場面です。この結果や臨床症状等を総合的に考慮して医師が確定診断でき、今後の治療方針や食生活の指導に役立った時、また患者さんの喜びの声を聞き、自身の研究が患者さんの生活に貢献できたことを実感した時には、大きなやりがいを感じました。
円滑なコミュニケーションと
新しい発見のために
仕事をする上で、私が特に大切にしているのは、【報連相(報告・連絡・相談)】と【提案する姿勢】です。
研究を進める際、先輩や上司との円滑なコミュニケーションは新たな発見に繋がる重要な要素だと考えています。そのため、報連相は不可欠であり、進捗や課題を適切に共有することで、研究のスピードアップにも繋がります。また、単に指示を受けるだけではなく、自分の視点から新たな実験手法や研究のアプローチを積極的に提案することも心掛けています。これにより、先輩方と建設的な議論を重ねながら、研究を多面的に発展させる機会を広げ、新しい発見(成果)に繋げられると考えています。
自身の研究を通して、
より良い社会を作っていく
現在、私は食物アレルギー研究で得られた成果を学会で発表するための資料準備に取り組んでいます。学会発表を通じて研究成果を広め、食物アレルギーに苦しむ人々やその診断に困っている医療現場に役立つ情報を提供することが、より良い社会作りに繋がると考え、日々奮闘しています。今後は、学会発表での内容を土台として、それをさらに深め、論文としてまとめ上げられるように努力していきたいと考えています。
Career
2021年4月
入社
2021年5月~
現在
総合研究所
先端技術研究室 事業化推進2課に配属
食物アレルギー研究に従事
My Daily Schedule
8:30
実験開始
イノベーションセンターで実験
12:00
食堂にて昼食
13:00
午前中からの実験の続き
15:00
実験の合間に打合せ
今後のスケジュール、実験テーマの相談
17:00
実験終了
明日の予定の実験計画を立てる
17:15
退社
※あくまで1日の流れが分かるように取り上げた例になりますので、
これ以外のスケジュールをこなす日もあります。
8:15
出社
(メールと昨日準備した実験計画の確認)