2007年7月30日
基礎研究から製品化研究まで、総合的な研究開発センターとして機能していきます
ホーユー株式会社 (本社: 名古屋市、代表取締役社長: 水野 新平) は、2007年7月19日に総合研究所の新研究棟を竣工、同日、関係者よる式典を行ないます。
当研究所ではビゲン、ビゲンヘアカラーからビューティーン、シエロ、さらに業務用のプロマスターなど数多くの製品を生み出してきました。今回の新研究棟の完成で、基礎研究から製品化研究まで、世界に向けた総合的な研究開発センターとして機能していきます。
1. 建設の背景、目的
従来の研究施設は、研究内容の高度化やまた研究員の増加で手狭になりました。そこで、平成14年には基礎研究棟の新築を行い、これにより順調に成果をあげてきました。さらに激化する昨今の製品開発競争へ対応するため、製品開発研究を中心に行う新研究棟を建設する事となりました。
2. 新研究棟の特徴
新研究棟の特徴にはフッ素塗装による低汚染タイプの外壁、実験室のガラスパーテーションによる開放的な空間等が挙げられますが、一番の自慢は免震構造です。地震対策には、「耐震」「制震」「免震」の3種が有りますが、新棟はもっとも高レベルの「免震構造」で建築されています。巨大地震が来た時は、地下にセットされた28本の減衰ゴムが、水平方向に最大1mの揺れを吸収、建物の揺れを最小限にして人や設備を守る設計です。また、入口、階段室、エレベータには防犯システムを施し、セキュリティーも重視しています。
屋上部分には四季の移り変わりに合わせて色々な草木の花が楽しめる庭園も設けられ、研究員のリフレッシュの場として活用されることになっています。
また、新研究棟の完成に合わせて敷地内の再整備を行い、緑化にも最大限つとめて周囲の環境整備にも配慮しました。
3. 建設概要
建物名称 | 新研究棟 |
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所在地 | 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1-12 |
建築主 | ホーユー株式会社 |
設計・監理 | 株式会社浦野設計 |
施行 | 鹿島建設株式会社 |
敷地面積 | 9864.93m² |
建築面積 | 1668.97m² |
延床面積 | 5965.98m² |
構造・規模 | 鉄骨4階建 (免震構造) |
お問い合わせ先
ホーユー株式会社
名古屋市東区徳川1-501
社長室 担当: 木野
TEL: 052-935-1176/FAX: 052-935-1865
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