おすすめの
キーワード
シルバーの髪色どうやる?ブリーチ回数やセルフカラーの方法も!
2023.06.23
ヘアカラーリング
クールでかっこいい印象のシルバーヘア。日本人特有の赤みが抑えられ、透明感あるカラーとして年代・性別問わず人気が高い色味です。
シルバーカラーにするには、まずブリーチを用いてベースを明るく整える必要があります。
今回は、シルバーの髪色はどうやってできるのか、ブリーチの回数や、セルフカラーでできるのかといった疑問について解説します。シルバーカラーにしたい・興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね。
シルバーの髪色ってどんな色?
シルバーの髪色は、明るめのモノトーンに少量の青みや紫みを混ぜた寒色系カラー。
かなりハイトーンな色味なので、光の下では白っぽさを感じることもあります。
スタイリッシュな色味なので、基本的にはクール・かっこいい・上品な印象を与えます。
ただ他の色味を邪魔せず馴染みやすいカラーなので、ピンクやベージュといった暖色系カラーとの相性も抜群。暖色系カラーと組み合わせることで、シルバーの持つ透明感を活かしつつ、やわらかい印象をプラスすることも可能です。
自分好みに色味をカスタマイズできる点は、シルバーの最大のメリットでもあります。
印象の強い色味なので髪全体をシルバーにする以外にも、
● 根元から毛先にかけて明るくなるグラデーションカラー
● 立体感あるデザインとして活かすハイライトカラー
● 耳元からチラッと見えるインナーカラー
など部分カラーとして活かす方法も人気です。
ブリーチせずにシルバー系で染めるとどんな色になる?
一度もブリーチせずにシルバー系に染める場合、シルバーではなく赤みのない寒色系ブラウンに仕上がります。
ブラウンになる理由は、髪に含まれるメラニンが影響しているから。
日本人の髪には、黒~褐色系のメラニンという色素が多く含まれています。シルバーを表現する際には赤みが不要のため、ブリーチによりメラニンをできるだけ取り除く必要があります。
しかし、ブリーチなしの場合、メラニンを少ししか分解できないため髪に赤みが残ってしまいます。
そのため、赤みのあるブラウンと赤みを抑えるシルバーで赤みのない寒色系ブラウンになるのです。
ブリーチなしでシルバーのような寒色感を表現したい場合、濃いグレーやアッシュ系で染めるのもおすすめ。明るさは落ち着きますが、赤みを感じない深みのあるグレーに仕上がります。
ハイトーンなシルバーにしたい場合ブリーチは何回?
ハイトーンなシルバーにしたい場合、2〜3回ブリーチが必要です。ただし、理想とするシルバーの色味、髪質、カラー履歴などによって個人差はあります。
目安として、
● グレーよりやや明るい程度のシルバーであれば2回程度(17トーン)
● 白っぽさを感じる程度のシルバーであれば3回程度(18トーン)
までブリーチで明るくするのが理想的。
髪が細い人、柔らかい人、地毛が明るい人は、脱色の効率も高いので回数が少なくて済むこともあります。
逆に、髪が太い人、硬い人、地毛が暗い人は、メラニンが多く脱色反応が遅くなるため、回数や時間がかかる傾向です。
さらに、暗めのカラー履歴がある人や縮毛矯正履歴がある人は、残留色素やたんぱく変性が影響して抜けにくいこともあります。
必要なブリーチ回数は実際にやってみないとわからない部分も多く、難易度が高い技術です。ダメージを抑えたい人や複雑な履歴がある人は、美容室で相談することをおすすめします。
シルバー系のおすすめカラー
他のカラーとも相性が良く、カラーバリエーション豊富なシルバー系の髪色。人気度が高くおしゃれなおすすめカラーを5つ紹介します。
シルバーアッシュ
アッシュは直訳すると「灰色」という意味。透き通るようなモノトーンカラーが特徴的です。
青みが少しプラスされているので、日本人特有の髪の赤みを抑えることも得意。くすみ感が今っぽいおしゃれな雰囲気に仕上がります。
ブリーチをした髪をアッシュに染めた場合、色持ち期間は2週間ほど。色落ちすると赤みの少ないベージュに。
黄色すぎずミルクティーのような柔らかい色味になるので、色落ち期間で二度違った色味を楽しむことも可能です。
ブリーチなし・回数が少ない髪をアッシュに染めると、赤みのない暗めのグレーに仕上がります。元の髪より暗く見える傾向があるため、明るさを保ちたい人にはやや不向きです。
シルバーグレー
グレーはアッシュ同様に、透明感・くすみ感のあるモノトーンカラーです。
アッシュとの違いは青みの量。アッシュは青みグレーっぽい色味なのに対して、グレーは純粋な灰色です。
青みを含んでいないことで、赤みを抑える力はアッシュに劣り気味。色落ち後も赤くなりたくない・クールな印象になりたい人にはやや不向きです。
逆に、暗くなりすぎたくない・派手にしたくない人にはおすすめ。青みが少ないことでクールになりすぎず、適度にやわらかさを感じるやさしい雰囲気に。
女性らしさのある色味なので、大人世代のインナーカラー・裾カラーとしても人気です。
ホワイトシルバー
ホワイトはブリーチで髪を極限まで明るくした後、ほんの少しだけ紫を被せたカラーです。
かなりハイトーンなため、透明感はどのカラーよりも抜群。気品溢れる上品な仕上がりになります。
ホワイトカラーは色持ち期間が1週間程度とやや短め。髪の中の染料が少ないため、他のカラーより早く色落ちしてしまいます。
カラーを長持ちさせるには、日々のケアでカラーシャンプーを用いるのがおすすめです。
シルバーミルクティー
シルバーミルクティーは、ホワイトベースにほんのりベージュを混ぜたカラー。
ホワイトの持つ透明感を活かしつつ、ベージュの持つやわらかみを引き出した良いとこ取りの色味です。
最近では50代以降の女性を中心に、白髪ぼかしカラーとして活かされることも。おしゃれをしながら白髪を活かせるとして、特に白髪が多い人に人気です。
色の持続期間は2週間ほど。色持ちのいいベージュを混ぜることで、ホワイトより長く色味を楽しむことができます。
シルバーグレージュ
グレージュは、グレーとベージュを程よく混ぜたくすみカラー。
明るすぎず派手すぎないので、大人女性でも取り入れやすい色味です。
こなれ感あるおしゃれな雰囲気が最大の魅力。ふんわりとしたやわらかさもあるので、巻き髪との相性も抜群です。
色の持続期間は2〜3週間とやや長め。色味が濃いので、他のカラーと比べると長期間楽しむことができます。
ベースを明るくしすぎなくても再現可能で、髪を傷ませずにシルバーっぽい雰囲気を得たい人におすすめ。
市販品でできる!セルフカラー
セルフカラーでシルバーカラーにする場合におすすめのブリーチ剤やセルフカラー剤を紹介します。
ブリーチ剤
メラニンの脱染力が高い「ビューティーン ベースアップブリーチ」。
シルバーカラーに妨げとなる日本人特有の髪の赤みを取り除き、透明感ある髪色作りをサポートします。
ブリーチ後は髪のpHがアルカリ性に傾き、ダメージを受けやすくなりがち。
ベースアップブリーチには、髪のコンディションを整えるアフタートリートメントが付いているので、アフターケアも同時に可能です。
ビューティーン ベースアップブリーチ
医薬部外品
透明感カラーのベース作りに!
- ベースアップブリーチを安全にお使い頂くために
- ※使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
- ※過硫酸塩配合の製品でかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください。
- ※本品は過硫酸塩配合の製品で、アレルギー反応をおこすことがあります。
シルバー系のセルフカラー
高彩度な色味が特徴的な「ビューティーン メイクアップカラー」。ベースが明るく整っていることで発色の良さを発揮するカラー剤です。
シルバーカラーにする場合、アイスシルバーがおすすめ。ブリーチが甘い場合は、より赤みを抑えるメタリックアッシュ、グレーアッシュもおすすめです。
ビューティーン メイクアップカラー
医薬部外品
明るい髪に鮮烈発色!
- ヘアカラーを安全にお使い頂くために
- ※使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
- ※ヘアカラーでかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください。
- ※ご使用の前には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をしてください。
シルバーは、透明感のあるカラーとして人気ですが、日本人特有の髪の赤みが残った状態でカラーをするとシルバー感を表現しにくいため、ブリーチをした方がよい色味です。
セルフカラーの場合は、ブリーチをたっぷり用いて明るくするようにしましょう。
シルバーは好みに合わせて色味をカスタマイズすることも可能な万能カラー。自分好みな色味を見つけてヘアカラーを楽しんでくださいね。
【出典】ミルクボーイ、mits 、CORAZON 、EKAKI 、もぐ子 / PIXTA(ピクスタ)
【画像】鴻池香絵子、松浦有紀
関連キーワード
関連するお悩み
編集部のおすすめ